スタジアムが煙に包まれガスマスクで警備にあたった [写真]=Getty Images
AEKアテネとアヤックスの一戦が大騒動となった一件について、UEFAが調査に乗り出した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が28日に伝えている。
27日、チャンピオンズリーグ(CL)でAEKアテネのホームでアヤックスとの試合が行われた。試合はアヤックスが2-0で勝利し、13年ぶりにCLベスト16入りを果たした。しかし、試合前にはトラブルが発生。6人のアヤックスのサポーターと3人の警察官が入院する騒動が起きていた。
『スカイスポーツ』によると、アヤックスとAEKアテネのサポーターは試合前日から衝突。その喧騒は当日のスタジアム内まで持ち込まれ、試合開始時には地元警察が介入し、鎮静化をすすめていた。
しかし、それでも騒動は収まらず。AEKアテネのサポーターはアヤックスや警察に向け発煙筒や火炎瓶を投げ込んだ模様。それに対し、アヤックスのサポーターもスタンドに火をつけたとみられている。また後半開始時は、爆竹が飛び交い、煙がピッチを漂ったという。
AEKアテネは現在、武装、花火の打ち上げ、サポーターの喧嘩、交通妨害など、さまざまな罪でUEFAに告訴されている。また、アヤックスも花火等で調査が始まったようだ。
同事件は、12月13日にUEFAの倫理・懲戒機関によって処理されるという。
By サッカーキング編集部
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