マンチェスター・Cを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、審判を助けるためにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)導入が必要だと語った。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
チャンピオンズリーグのグループステージ第4節が7日に行われ、マンチェスター・Cがシャフタールを6-0で下した。問題となっているのは、マンチェスター・Cが1点リードして迎えた24分にPKが与えられた場面。このときイングランド代表FWラヒーム・スターリングは相手DFに倒されたわけではなく、自らつまずいて転んでいたが判定は覆らず、キッカーを務めたブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが決めて、リードを2点に広げていた。
問題の場面についてグアルディオラ監督は試合後、「あれはPKではなかったと我々は気づいていたよ」と明かし、次のように続けた。
「彼(スターリング)は、チップキックを蹴ろうとしたが、地面を蹴ってしまった。あのような状況で得点を取りたくはないが、審判は気づかなかったんだ」
「審判は助けられるべきだし、彼らだって間違いを起こしたいとは思っていない。そのためにVARがあるんだ。彼らもいいパフォーマンスを披露したいと思っているだろうけど、試合の展開は早く、選手たちはさらに技術を上げているんだ。(VARを使えば)3、4秒で、PKかPKじゃないかという判定を下すことができる」
幸運な形で追加点を手にして快勝したマンチェスター・Cは次戦、11日にホームでマンチェスター・Uとの“マンチェスター・ダービー”に臨む。
By サッカーキング編集部
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