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メッシ超え、双子ゴール、革命的な守備…CL第3節で「見逃したかもしれないこと」

2018.10.25

CL第3節のトピックを紹介 [写真]=Getty Images

 23日と24日に各地で行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節。ユヴェンスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・Uとの古巣戦を迎えたのをはじめ、今節も見どころ満載だった。イギリスのサッカーサイト『Squawka』やイギリス紙『デイリーメール』が、「見逃したかもしれないこと」を挙げているので紹介する。

■マラドーナ&メッシ超え?

ディバラ

オールド・トラッフォードでゴールを挙げたディバラ [写真]=Getty Images

C・ロナウドの凱旋試合として注目されたマンチェスター・U対ユヴェントス。オールド・トラッフォードで決勝点を挙げたのは、ユヴェントスのFWパウロ・ディバラだった。実はディエゴ・マラドーナ氏やリオネル・メッシはオールド・トラッフォードで行われた欧州カップ戦でゴールを決めたことがなく、ディバラはアルゼンチンの偉大な先輩たちが成し得なかった偉業を達成。歴史にその名を残した。

■アシストで“ハットトリック”

ハキミ

3つのアシストを記録したハキミ [写真]=Bongarts/Getty Images

ドルトムントは堅守を誇るアトレティコ・マドリードから大量4ゴールを奪い、ホームで4-0の大勝を収めた。その試合で珍記録を達成したのが、アクラフ・ハキミ。今夏レアル・マドリードからレンタル移籍してきたモロッコ代表DFは、3つのゴールをお膳立て。アシストによる“ハットトリック”を達成した。1試合3アシストは、バルセロナのDFジョルディ・アルバが第2節トッテナム戦で記録したのに続いて、今シーズンのCLで2人目のこととなる。なおハキミは今シーズン、ブンデスリーガと合わせて5試合に出場し、1得点5アシストを記録。19歳の俊英サイドバックは、新天地でまばゆいばかりの輝きを放っている。

■“聖イケル”ここにあり

ポルトガル王者のポルトはロシア王者のロコモティフ・モスクワと対戦し、3-1の勝利を挙げた。この試合でMVP級の活躍を披露したのが、20シーズン連続でCLに出場するGKイケル・カシージャスだ。開始9分に味方が自陣エリア内でファウルを犯してPKを献上し、絶体絶命のピンチを迎えたが、37歳の大ベテランはMFマヌエル・フェルナンデスのシュートを横っ飛びで弾き出した。PKストップはキャリア通算19回目(※PK戦は除く)、CLではレアル・マドリードに所属していた2007年12月のラツィオ戦以来、4回目のことになるという。“聖イケル”の愛称で知られる同選手のスーパーセーブによって、ポルトはグループDの首位をキープ。決勝トーナメントでも、その雄姿を拝めるかもしれない。

■双子でゴール

ミランチュク

兄アレクセイ(写真左)のアシストから弟アントンがゴールを決めた [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

ポルトに敗れたロコモティフ・モスクワでは、双子のプレーヤーが唯一のゴールを生み出した。38分、兄のFWアレクセイ・ミランチュクが右サイドを突破してクロスを入れると、弟のMFアントン・ミランチュクがワントラップしてシュート。これがゴール左に吸い込まれた。彼らは1995年10月17日生まれで、この試合のちょうど1週間前に23歳の誕生日を迎えたばかり。今シーズンのCLでは3連敗と苦戦が続くが、2人で生み出した“バースデーゴール”は一生の思い出になることだろう。なお、兄弟の見分け方は「耳の形と利き足の違い」だという。参考にしたい。

■W杯でのブレイクは本物

ロサノ

トッテナム戦で先制ゴールを挙げたロサノ [写真]=Soccrates/Getty Images

PSVのメキシコ代表FWイルビング・ロサノは、トッテナムとの大一番で先制点をマーク。さらに79分にはトッテナムのGKウーゴ・ロリスを退場に追いやるファウルを貰うなど、抜け目なさも光った。試合は2-2のドローに終わったが、今シーズン公式戦15試合で11得点4アシストを記録。メキシコ代表として参加した2018 FIFAワールドカップ ロシアでは、前回王者ドイツ代表から決勝点を奪ってブレイクを果たしたが、その活躍がフロックではなかったことを証明している。冬の移籍市場では間違いなく注目銘柄の一人だ。

■革命的な守備!?

ブロゾヴィッチ

スアレスが壁の下を狙ったFKを放ったが… [写真]=Getty Images

24日の試合で見せた、2人の奇想天外な守備がSNSを中心に話題となっている。1人目は、インテルのMFマルセロ・ブロゾヴィッチだ。バルセロナがゴール正面で直接FKを獲得すると、キッカーを務めたルイス・スアレスは壁の下を狙ってグラウンダーのシュートを放った。その瞬間、ブロゾヴィッチは高く飛びあがった壁の後ろで寝転がったのだ。ボールは体に当たって枠を外れ、ブロックに成功。この見事な“セービング”に、スタンドで試合を観戦していたメッシも思わず笑顔を浮かべた。
一方、ナポリのDFカリドゥ・クリバリが披露したのは“人を使った守備”だった。パリ・サンジェルマンのFWキリアン・ムバッペがボールを持って右サイドから中央にカットインした瞬間、同選手は前にいた味方DFマリオ・ルイの上半身を強く押して加速を促したのだ。この“協力プレス”によって、パスミスを誘うことに成功。圧倒的なスピードを誇るフランスの神童への新たな対処法として、大きな注目を集めそうだ。

(記事/Footmedia)

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