好調ドルトムントを支える主将のロイス(左)[写真]=Borussia Dortmund/Getty Images
ドルトムントの主将を務めるドイツ代表FWマルコ・ロイスが、3日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のモナコ戦後、ドイツメディア『スカイ』のインタビューに応じた。
ドルトムントはモナコをホームに迎え、3-0で快勝。勝利のカギについて聞かれたロイスは「我慢だね」と即答した。「前半は難しかったね。モナコは自陣深くに5バックを敷いて、スペースを潰してきた。チャンスを作るのは難しかったけれど、僕らは我慢し続けることができた。前半もそれなりに良かったと思う。後半は前線にスペースもできて、プレッシャーも与えることもできたし、チャンスも作れたと思うよ」
今シーズンのドルトムントは、この試合のように途中から交代出場した選手が得点を決めることが多い。そのことに言及されると、「(体力的な面と選手のクオリティの)両方の要因が揃っている。平日の試合も重なるなかで、途中から大きな潜在能力を持った選手たちが入って来ることは重要だ」とチーム一丸での戦いぶりを称えた。
2日付のドイツ誌『シュポルト・ビルト』では、ドルトムントの好調の要因として、今シーズンから主将に就任したロイスを軸としてチームがまとまったことが挙げられている。これまでケガでコンスタントに出場することができなかったが、それでも昨シーズンだけでユニフォームが5万枚も売れるほどファンの人気も高い。チームの内外で誰もが認めるシンボルとなったロイスを中心に、ドルトムントの好調は続きそうだ。