バイエルンの副主将を務めるミュラー [写真]=VI Images via Getty Images
バイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、公式戦4試合ぶりの勝利を誓った。4日のドイツ誌『ビルト』が報じた。
バイエルンは2日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節でアヤックスをホームに迎え、1-1のドロー。公式戦3試合勝利から遠ざかる結果となった。副主将のミュラーは同紙から最低点の「6」を付けられたが、この試合から挽回へのヒントを得たようだ。
「最初の15分は勢いがあったけど、その後はアヤックスが主導権を握ってしまった。僕らはアヤックスから、肩の力を抜いてプレーする姿勢を学ばないといけない。アヤックスがボールを握り始めてから、僕らはプレッシャーを感じていた。それ以降は、サッカーをプレーすることに楽しさを感じられなくなってしまった。少し迷いが生じていたね」
不調の原因として、前線のアイデア不足や過剰なローテーションが指摘されており、今シーズンから新たに就任したニコ・コヴァチ監督にも、メディアからの重圧がかかり始めている。ウリ・ヘーネス会長は「まだそれほど大げさなものではない。(ローテーションも)監督の仕事だ。最後は彼が責任を持つ」と話しているが、優勝を義務付けられた“王者”にとって、これ以上の失態は重ねられない。
「どんな形でも良い。とにかくボルシアMG戦で勝ち点を取るんだ。美しいかどうかなんて、どうでも良い」とミュラーは6日に行われるブンデスリーガ第7節ボルシアMG戦での必勝を期した。