バレンシア戦の意気込みを語ったマティッチ [写真]=Getty Images
2日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節で、マンチェスター・Uはバレンシアと対戦する。ホームでの一戦を前に、マンチェスター・Uのセルビア代表MFネマニャ・マティッチが、重要な試合であることを強調した。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
マンチェスター・Uは9月29日に行われたプレミアリーグ第7節でウェストハムに1-3で敗れ、早くも今シーズンのリーグ戦で3敗目を喫した。これにより、ジョゼ・モウリーニョ監督や選手たちに批判の声が挙がっている。
ウェストハム戦にフル出場していたマティッチは、「土曜日(9月29日)の内容はひどかった。だけど、その責任は僕たちにある」と試合を振り返った。
「ピッチに立った時に全力を尽くさない選手はいないと思う。でも、何かが良くなかった。僕にとってあの試合は、マンチェスター・Uに加入してから最悪の試合の一つだった。鏡の中の自分と向き合って、何を間違えて、どこをうまくできるかを見つめ直した。きっとみんな同じことをしたと思う」
「試合に負けた後は、いつも難しい。特にタイトル獲得が求められるビッグクラブでプレーしている時はね。とても厳しいが、これがサッカーで、人生だ。もちろん誰もが、もっとうまくやりたいと思っている」
現在の状況を変えるためには、勝利が必要であると明かしたマティッチは、バレンシア戦に向けて意気込みを語った。
「バレンシア戦では最高のパフォーマンスを披露して、ファンを喜ばせなければならない。いいプレーをしていないのには全員に責任がある。もちろん、監督にもそれはある。だが、僕や、アシュリー・ヤング、(アントニオ)バレンシアにはもっと責任がある。経験のある選手たちがチームを引っ張らないといけないからね」
「(CLの)グループリーグを突破するのに、最低でも9か10ポイントは必要だ。明日勝てば6ポイントとなる。そうすれば、勝ち抜けには残り3か4ポイントを獲得すればいい。そのためにも、明日の試合は今季これまでで一番重要な試合となると考えている」