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まさに“真の王者”…CLとリベルタドーレスを制した10人の選手たち

2018.09.19

[写真]=Getty Images

 サッカーは世界的人気を誇るスポーツだが、特に盛んな地域といえば欧州と南米だろう。日本ではかつて欧州王者と南米王者が対戦するトヨタカップが行われており、サッカー界には“欧州vs南米”という対立構造が出来上がっている。

 欧州最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグ、そして南米王者を決める熱き戦いコパ・リベルタドーレス。クラブレベルではトップ選手だけが出場できる両コンペティションを制した10人の選手を紹介する。

DF フアン・パブロ・ソリン(アルゼンチン)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:ユヴェントス(1995-96)
リベルタドーレス:リーベル・プレート(1996)

94年に育成組織時代から在籍するアルヘンティノスでプロデビュー。翌年に強豪・ユヴェントスへ移籍するも出番に恵まれず、95-96のCLで出場した試合はドルトムント戦の1試合のみにとどまった。すぐに母国アルゼンチンに戻り、リーベル・プレートの一員としてリベルタドーレスを優勝。CL優勝に貢献したとは言い切れないものの、史上初の両タイトルを獲得した選手になった。

MF サンティアゴ・ソラーリ(アルゼンチン)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:レアル・マドリード(2001-02)
リベルタドーレス:リーベル・プレート(1996)

プロデビューを飾った96年、前述のソリンとともにリベルタドーレスを制覇。98年にスペインへ新天地を求め、アトレティコ・マドリードに加入した。しかしながら、99-00シーズンに2部降格。ライバルのレアル・マドリードへ移籍する。レアルではレギュラーとして定位置を確保し、CL優勝に貢献した。現在はレアル・マドリード・カスティージャの監督を務める。

GK ジダ(ブラジル)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:ミラン(2002-03 2006-07)
リベルタドーレス:クルゼイロ(1997)

クルゼイロでは約5年にわたって守護神として君臨。99年にはコリンチャンスへ移籍し、FIFAクラブ世界選手権も制した。その後、ミランに移籍するもアッビアーティの後塵を拝し、古巣コリンチャンスへレンタルされる。復帰すると正GKに定着し、セードルフやインザーギらとともにミランの黄金期を支えた。02-03の決勝では3本のPKをストップした。

DF ホッキ・ジュニオール(ブラジル)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:ミラン(2002-03)
リベルタドーレス:パルメイラス(1999)

サンタリテンセという地元の小さなクラブでデビューを飾ると、徐々に頭角を現し始め、95年に名門・パルメイラスの一員に。高い守備能力に加え、リーダーシップも持ち合わせ、チームのリーダーとして多くのタイトルを獲得。その活躍ぶりが評価され、ミランへ移籍した。またブラジル代表としても02年のワールドカップ、05年のコンフェデレーションズカップを制している。

DF カフー(ブラジル)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:ミラン(2006-07)
リベルタドーレス:サンパウロ(1992 1993)

サンパウロではリベルタドーレスを連覇し、スペインのサラゴサへ移籍するも1シーズンで退団。母国復帰を経て加入したローマでは18年ぶりのリーグ制覇、そしてミランでは待望のビッグイヤーを勝ち取った。CL、リベルタドーレスに加え、レコパ・スダメリカーナ、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップも優勝。ブラジル代表としても2度の世界一に輝くなど、タイトルに愛された選手だった。

FW カルロス・テベス(アルゼンチン)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:マンチェスター・U(2007-08)
リベルタドーレス:ボカ・ジュニアーズ(2003)

育成年代からボカ・ジュニアーズに在籍し、03年はリベルタドーレスのみにとどまらず、リーグ戦とトヨタカップ(現クラブワールドカップ)も優勝。さらに同年から3年連続で南米年間最優秀選手賞に輝いている。07-08にはマンチェスター・Uの一員としてCLを制し、クラブワールドカップに出場。南米と欧州の両クラブで同タイトルを獲得した史上初の選手となった。

DF ワルテル・サムエル(アルゼンチン)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:インテル(2009-10)
リベルタドーレス:ボカ・ジュニアーズ(2000)

ニューウェルズ、ボカ・ジュニアーズ、ローマ、レアル・マドリード、インテル、バーゼルと南米と欧州の名だたるビッグクラブでプレー。インテルではセンターバックのコンビを組むルッシオ、守護神ジュリオ・セーザルとともに鉄壁の守備を形成。00年のリベルタドーレス優勝から10年後、モウリーニョ監督率いるインテルで欧州制覇を成し遂げた。

MF ロナウジーニョ(ブラジル)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:バルセロナ(2005-06)
リベルタドーレス:アトレチコ・ミネイロ(2013)

正確無比なキック、予測不可能なドリブル、そして華麗なテクニック。世界中の人々を魅了し、05-06シーズンにCL優勝、そして自身はバロンドールを受賞した。その後、母国ブラジルへと戻り、アトレチコ・ミネイロの一員としてリベルタドーレスを制覇。先にCLを制し、その後にリベルタドーレス優勝という稀なケースで両タイトルを経験している。

FW ネイマール(ブラジル)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:バルセロナ(2014-15)
リベルタドーレス:サントス(2011)

ブラジルに彗星のごとく現れたクラッキはリベルタドーレス優勝で、一気にその名を世界に轟かせた。欧州のビッグクラブからオファーが殺到する中、バルセロナに加入し、メッシ、スアレスとともに“MSN”を結成。14-15シーズンの決勝では優勝を決定づける3点目を決めた。17年には約290億円でパリ・サンジェルマンへ移籍。今度はパリでCL優勝を目指す。

DF ダニーロ(ブラジル)

[写真]=Getty Images

チャンピオンズリーグ:レアル・マドリード(2015-16 2016-17)
リベルタドーレス:サントス(2011)

サントスではネイマールやガンソらとともにリベルタドーレスを優勝。キックの精度が高く、南米王者として臨んだクラブワールドカップでは、柏レイソルを相手に直接FKを叩き込んだ。その後、ポルトを経てレアル・マドリードへ移籍。15-16シーズンの決勝はカルバハルに代わって途中出場した。レアルではレギュラーに定着できず、昨シーズンからマンチェスター・Cに在籍している。

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By サッカーキング編集部

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