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今季CL最強の攻撃ユニットを擁するのはどのクラブ? 英サイトがTOP10を発表

2018.09.18

CL最強ユニットはどこだ? [写真]=Getty Images

 2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージが18日からスタートする。開幕に先駆けて、イギリスのサッカーサイト『Squawka』は、「最強攻撃ユニットTOP10」と題した特集記事を掲載。欧州最高峰の舞台で、今もっとホットなアタッカー陣を紹介している。

■10位 インテル
 ケイタ・バルデ・ディアオ、マウロ・イカルディ、イヴァン・ペリシッチ

 ルチアーノ・スパレッティ監督は対戦相手に応じてメンバーとシステムを巧みに使い分ける策士だが、昨シーズンのセリエA得点王であるマウロ・イカルディを最前線に置いて、いずれも“高速ドリブラー”のケイタ・バルデ・ディアオとイヴァン・ペリシッチを両翼に起用すれば、強力なカウンター攻撃を繰り出せそうだ。2011-12シーズン以来のCLで台風の目となれるか。

■9位 マンチェスター・U
ジェシー・リンガード、ロメル・ルカク、アレクシス・サンチェス

 “高さと強さ”を備えるロメル・ルカクと、“速さと巧さ”を備えるアレクシス・サンチェスの同時起用は、相手に最も大きな脅威を与えるだろう。そして「第3の矢」には、ジェシー・リンガードの起用が適当か。イングランド代表MFは巧みなフリーランで彼らを“生かす”こともできれば、彼らに“生かされる”こともできる。マーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャル、フアン・マタと、アタッカーの駒は豊富なだけに、ジョゼ・モウリーニョ監督の決断にも注目が集まる。

■8位 バイエルン
アリエン・ロッベン、ロベルト・レヴァンドフスキ、フランク・リベリー

 もはや、お馴染みのユニットだ。万能型ストライカーのロベルト・レヴァンドフスキを頂点に、アリエン・ロッベンとフランク・リベリーの“ロッベリー”が両サイドから攻撃に厚みをもたらす。若手の台頭にも期待したいが、平均年齢33歳の“おっさんトリオ”のツボを押さえたプレー、そして長年培ってきたコンビネーションは今もバイエルンの大きな武器となっている。

■7位 アトレティコ・マドリード
アントワーヌ・グリーズマン、ジエゴ・コスタ

 見た目も、利き足も、プレースタイルも、世代も、出身地も、全く異なる2人だが、ピッチ上では抜群の補完性を誇る。ディエゴ・シメオネ監督が率いるアトレティコ・マドリードで最も多くのゴールを奪っている2人であり、まさに“ベスト”の組み合わせだ。昨シーズンは、選手登録禁止処分の影響でジエゴ・コスタを年明けまで起用できず、CLではまさかのGS敗退となった。本拠地ワンダ・メトロポリターノが決勝の舞台となる今シーズン、悲願の欧州制覇を成し遂げるためには彼らの爆発が欠かせない。

■6位 マンチェスター・C
リヤド・マフレズ、セルヒオ・アグエロ、ラヒーム・スターリング

 昨シーズン、圧倒的な力を見せてプレミアリーグを制覇したマンチェスター・Cは、CLではベスト8敗退を余儀なくされていた。初の欧州制覇に向けて今夏に獲得したのは、緩急自在のドリブルと多彩なキックを武器とするリヤド・マフレズ。彼が“ラストピース”となるのか。あるいは、今シーズン好調のベルナルド・シルバやガブリエル・ジェズス、レロイ・サネがチームに幸運をもたらすのか。希代の戦術家であるペップ・グアルディオラの采配に注目だ。

■5位 ユヴェントス
ドウグラス・コスタ、マリオ・マンジュキッチ、クリスティアーノ・ロナウド、パウロ・ディバラ

 クリスティアーノ・ロナウドの電撃加入により、魅惑の攻撃陣が完成した。このカルテットの競演は今のところ実現していないが、もし同時に出場させることができれば、ビッグイヤーも簡単に手に入るかもしれない。もちろん攻守のバランスを考えれば同時起用はかなり難しく、“戦術オタク”のマッシミリアーノ・アッレグリ監督がどんな最適解を導き出すのか目が離せない。

■4位 レアル・マドリード
ギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、マルコ・アセンシオ

 C・ロナウドの退団によって“BBC”トリオは完全に解体されたが、レアル・マドリードは今シーズンのリーグ開幕4試合で11ゴールをマークするなど、あいかわらず得点を量産中。ここまで4ゴールを決めたカリム・ベンゼマが、ギャレス・ベイルやマルコ・アセンシオと組む“BBA”トリオも抜群の連携を見せている。彼らが元エースの存在を忘れさせるほどの活躍を続ければ、史上初の4連覇も夢ではない。

■3位 バルセロナ
リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ウスマン・デンベレ

 ブラジル代表ネイマールの退団を機に“MSN”トリオは解体され、昨シーズンはリオネル・メッシとルイス・スアレスが2トップを形成。国内2冠を達成したが、CLでは3年連続のベスト8敗退となった。しかし、今シーズンは加入2年目のウスマン・デンベレが、リーグ戦3試合連続でゴールをマークするなど復活。ピッチ上を自由に動くメッシ、エリア内で抜群の決定力を誇るルイス・スアレス、そしてスペースを突くデンベレと、個性の異なる3トップの熟成が進めば覇権奪回も見えてくるだろう。

■2位 リヴァプール
モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ

 昨シーズン、欧州各地で猛威を振るった3トップは今シーズンも健在。“偽9番”の役割をこなすロベルト・フィルミーノに、突破力と得点力を兼備するモハメド・サラーとサディオ・マネを加えた攻撃は欧州随一だ。巨額の投資によって中盤以下にも優れた選手が集まり、彼らへのサポート体制も万全に。12年ぶりのCL制覇へ視界良好と言える。

■1位 パリ・サンジェルマン
キリアン・ムバッペ、エディンソン・カバーニネイマール

 3人の市場価値を合わせると、3億9000万ユーロ(約510億円)。欧州で最も豪華な3トップは、ピッチ上でも最上級の輝きを放つ。昨シーズンのCLでは、ネイマールの負傷離脱もあって、レアル・マドリード相手に苦杯を舐めた。しかし、エースの状態が万全であれば、ロシア・ワールドカップで大ブレイクを果たしたキリアン・ムバッペ、キャリアのピークにあるエディンソン・カバーニと組む3トップは、“欧州最強”の称号を手に入れられるだけのポテンシャルを有している。なお18日に行われる第1節では、パリ・サンジェルマンとリヴァプールが早くも激突。撃ち合い必至の好ゲームが期待される。

(記事/Footmedia)

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