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「100%脳震とうの影響」クロップ監督、CL決勝のGKのミスを説明

2018.07.07

プレシーズンのトレーニングを行っているユルゲン・クロップ監督 [写真]=Getty Images

 ドイツ人GKロリス・カリウスのチャンピオンズリーグ(CL)決勝でのミスは、脳震とうが原因のようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 5月26日、CL決勝でリヴァプールレアル・マドリードと対戦。同試合でカリウスは前半を無失点で終えたが、後半に2度の致命的なミスを犯した。51分、カリウスが味方に投げたボールがフランス人FWカリム・ベンゼマの伸ばした足に当たり、ボールはそのままゴールへと吸い込まれた。さらに83分には、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルのロングシュートを取り損ね3点目をレアル・マドリーに献上していた。

 そして6月5日、カリウスは診察を受けると、CL決勝の試合中に脳震とうを起こしていたことが明らかになっていた。カリウスは同試合の49分にレアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとゴール手前で衝突。その際S・ラモスの右肘がカリウスの顔面を捉えており、複数メディアはそのシーンが脳震とうの原因とみられている。

CL決勝での脳震とうが明らかになっているロリス・カリウス [写真]=Getty Images

 現在は回復し、リヴァプールのプレシーズンの練習に合流しているロリス・カリウス。ユルゲン・クロップは同選手のミスには脳震とうの影響が「100%」と語った。

「私はすべての写真をさまざまな視点から見て思っていた。それまでその試合で何の弱点も示さなかった選手が、この大きなミスを非常に重要な試合にしたとは思えないんだ」

「そして脳震とうの診察結果で私は考えたんだ。脳震とうの影響を確認する必要があると思った。しかしもう遅すぎた。脳震とうの影響は確認するのがとてもむずかしいんだ」

「それでも、決勝の5日後、ロリス(・カリウス)は脳震とうの30の症状のうち26の症状を持っていたことは確かだよ。私が言える唯一のことは、彼が試合で脳震とうを起こしたということだけ」

「チャンピオンズリーグ決勝でのミスはもう変更することができない。ただ、彼は脳震とうの影響を100%受けている。ミスには100%脳震とうの影響がある。ただそれだけ説明したい」

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By サッカーキング編集部

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