CL決勝へ向け調整を続けるジネディーヌ・ジダン監督 [写真]=Getty Images
26日にリヴァプールとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えるレアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が、記者会見に応じた。
昨季、史上初のCL2連覇を果たしたレアル・マドリード。今季も決勝まで勝ち進み、3連覇を目前としている。まず、ジダン監督は優勝を渇望する姿をみせた。
「ライバル(リヴァプール)がどのくらいチャンピオンズリーグ優勝を望んでいるのか分からないが、私が保証できることは、このクラブはチャンピオンズリーグ優勝を望んでいることだ。我々よりリヴァプールの方がハングリーだ、などと誰も言うことはできないだろう」
「リヴァプールは良いチームであり、決勝まで進んだ。しかし、それは我々も一緒。試合に備え、相手を分析し、戦略を立てなければならない」
「そして決勝は両チームにとってもアウェイの場で、ホーム・アンド・アウェーではなくワンマッチだ。集中しなければならない。そして、我々は勝つ必要がある」
また、チームのエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにも次のように期待を寄せた。
「選手は厳しい時を過ごすことがあり、得点を挙げられないときは特に大変だ。しかし、彼は違う。前の試合で0得点でも、次の試合で2〜3点を獲得できるんだ」
「プレッシャーを受けてうまくいかない選手もいるが、逆に成功する選手もいる。彼はまさしくその一人だ。彼を批判するときは、もっと気をつけたほうがいいだろうね」
そして、ジダン監督は対戦相手のリヴァプールを率いるクロップ監督に敬意を払った。
「彼は偉大な監督だ。ドルトムントでそれを示し、リヴァプールでそれを印象づけ続けている。私は監督として、彼に敬意を表したい」
最後に、「負けると今シーズンは失敗か?」という質問を受けると、次のよう答えた。
「無駄ではない。前に言ったように私の大きな失敗は、コパ・デル・レイでホームで敗退したことだ。あれは私たちにとって大きな打撃だった。しかし、私たちに重要なことは改善だ」
By サッカーキング編集部
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