リヴァプールとレアル・マドリードがチャンピオンズリーグ決勝で対戦する [写真]=Getty Images
6日にリーガ・エスパニョーラ第36節が行われ、バルセロナとレアル・マドリードが対戦する、“エル・クラシコ“が行われた。結果は白熱の2-2で終わり、両者譲らない戦いであった。一方、そんなレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えているリヴァプールが、今回の試合から学ぶべき攻略法をイギリスメディア『BBC』が徹底調査した。
今シーズン、レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラにて4位となっており、期待外れな結果であると言わざるを得ない。しかし、CLに関してはパリ・サンジェルマンや、ユヴェントス、バイエルンなどの強豪を次々に破り、決勝まで上り詰めた。
同メディアによると、今シーズンのレアル・マドリードの弱点はこの一貫性に欠けるプレーであるという。クラシコでのプレーがその一貫性のなさを物語っていたという。
前半は試合をコントロールし、エースであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの同点弾はチームとして見せたパフォーマンスに相応しい結果であったという。しかし、後半バルセロナを相手に数的優位でもあったにもかかわらず、個人や時にはチームとしての細かいエラーにより相手にチャンスを与えていた場面があった。リヴァプールはその一瞬の隙をつくことで、CL2連覇を上げてきた絶対的王者を破ることができるという。
そんなチャンピオンズリーグ決勝は、5月26日にウクライナのキエフで行われる。絶対的王者レアル・マドリードと、素早い攻撃が持ち味のリヴァプールとの間で繰り広げられる欧州サッカー頂点の戦いに、全サッカー界が注目を集めている。