ホームでのファーストレグで痛恨の逆転負けを喫したバイエルンの選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images
25日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグで、バイエルンはホームでレアル・マドリードに1-2と逆転負けを喫した。試合後、ユップ・ハインケス監督がインタビューに応じ、敗因の分析とセカンドレグへの抱負を語った。25日付のドイツメディア『SPORT1』が伝えている。
バイエルンは28分、ドイツ代表DFジョシュア・キミッヒのゴールで先制したが、前半終了間際の44分に同点ゴールを許すと、さらに57分にはカウンターから痛恨の逆転ゴールを奪われ、ホームでのファーストレグを落とした。
試合結果についてハインケス監督は「我々は明らかなミスでレアル・マドリードに2点をプレゼントしてしまった。このレベルでああいったミスは起きてはならない」とコメント。相手への寄せの甘さから招いた1失点目、さらにブラジル代表DFラフィーニャのパスミスから許した2失点目の場面を悔やんだ。
さらにハインケス監督は「多くの得点のチャンスもふいにしてしまった。あれだけのチャンスを活かせなければ、レアル・マドリードを相手に敗れたことは驚くべきことではない」と語り、元フランス代表MFフランク・リベリーを中心に再三に渡って相手ゴールを脅かすも、2点目を奪えなかった攻撃面での詰めの甘さも敗因として挙げた。
ファーストレグの結果、バイエルンは5月1日に敵地で行われるセカンドレグで2得点以上を挙げなければ決勝へ進出できないこととなった。しかしハインケス監督は「我々は諦めない。この大会で2連覇を果たしているレアル・マドリードに対してこれだけ多くのチャンスを作ったということが、可能性があることを示していると思う」と語り、逆転での決勝進出は十分に可能との考えを強調した。
果たして、セカンドレグでのバイエルンの巻き返しはなるのだろうか。
(記事/Footmedia)