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歓喜のダイブで市から罰金…ローマ会長、噴水の修復に3000万円を寄付

2018.04.13

ローマのパロッタ会長、CL準決勝進出決定で喜びを爆発させた [写真]=NurPhoto via Getty Images

 バルセロナを破ってチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出を決めた後、市内に詰めかけたサポーターたちの前で噴水へダイブしたローマのジェームズ・パロッタ会長。ローマ市から罰金を科されてしまったようだ。11日付のイタリアメディア『スカイ・スポーツ』が報じている。

 10日に行われたCL準々決勝セカンドレグで、ローマはホームでバルセロナを3-0で破った。敵地でのファーストレグでは1-4と大敗を喫していたものの、奇跡的な挽回を果たして2試合合計スコアを4-4に。アウェイゴール数で上回り、UEFAチャンピオンズカップ時代の1983-84シーズン以来となるベスト4進出を果たした。

 イタリアの中でも特に熱狂的とされるローマのサポーターは、クラブ史上に残る大逆転突破に狂喜乱舞。勝利を祝おうと市内中心部に大勢が詰めかけた。そこに現れたパロッタ会長は、最高潮に盛り上がったサポーターの熱気に押されて自らポポロ広場の噴水へ歓喜のダイブ。サポーターからは拍手喝采が巻き起こったという。

 翌日、新スタジアム建設についてローマのヴィルジニア・ラッジ市長と会談したパロッタ会長は、なんとその席で同市長から噴水ダイブに対する罰金450ユーロ(約6万円)を言い渡された模様だ。

「あまりの嬉しさに我を忘れてしまいました。本当に最高の夜でした。けれど、修理するのを避けたいなら、だれも噴水へ飛び込まないでほしい」とコメントしたパロッタ会長は、ラッジ市長に自身の行為を謝罪し、市内の観光名所であるパンテオン前の噴水を修復するための23万ユーロ(約3000万円)の寄付を別途申し出たという。

 気前の良い対応は、NBAボストン・セルティックスの共同オーナーのほかに、米国などで複数の投資事業を手掛けるパロッタ会長だからこそ。CLベスト4進出の喜びとともに、新スタジアム建設に向けてローマ市と良好な関係を維持することも忘れていなかったようだ。

(記事/Footmedia)

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