ベナティア本人もやはり判定には納得がいかない様子だ [写真]=Getty Images
11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグで、レアル・マドリードと対戦したユヴェントスは3-1と勝利したものの、2戦合計3-4で敗退を喫した。
この一戦で大きな波紋を呼んでいるのが、後半アディショナルタイムにユヴェントスのモロッコ代表DFメディ・ベナティアがレアル・マドリードのスペイン代表FWルーカス・バスケスを倒し、PKの判定となった場面だ。
勝敗の決め手となったこの判定に猛抗議したイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが退場処分になるなど、一時試合が騒然となったが、ベナティア本人も怒りを抱いているようだ。
試合後、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じたベナティアは「僕はバスケスの身体を回り、ボールを奪取した。その時点で彼はどうすることもできなかったから、ただ倒れたんだ。ボールが僕の足に当たり、跳ね返るのが確認できると思うよ。僕たちはこの判定の犠牲者だ。しかし、今夜の試合については誇りを持っているよ」と、憤慨。
さらに、ブッフォンの退場処分にも「審判はルールを説明する必要がある。なぜなら、キャプテン(ブッフォン)がPKの判定が下された後に、審判と話すことさえできないからだ」と納得がいかない様子だった。
この判定についてはレアル・マドリードの母国スペインの『マルカ』紙も、緊急アンケートを実施するなど、大きな物議を醸している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト