「いくら払ったんだ?」ユーヴェDF、PK判定に激怒「レアルは常に恩恵受ける」

キエッリーニ

レアルとのセカンドレグを終え、失意の表情でピッチを後にするキエッリーニ [写真]=Juventus FC/Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグが11日に行われ、レアル・マドリードとユヴェントスが対戦。レアル・マドリードは1-3で敗れたが、2試合合計4-3で準決勝進出を決めた。

 スペイン紙『マルカ』は激闘の決着をつけることとなったPK判定に注目。ユヴェントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは主審に猛抗議し、レッドカードを受けて退場となったが、同DFジョルジョ・キエッリーニも判定に納得できていなかったようだ。

 報道によると、キエッリーニはレアル・マドリードの選手たちに向かって「いくら(主審に)払ったんだ?」とジェスチャーを交えて吐き捨てたという。同選手は試合後、「私のキャリアにおいて最大の強奪だ。レアル・マドリードがチャンピオンズリーグで常に恩恵を受けていることは明らかだよ。バイエルンもまだ、昨シーズン(の準々決勝セカンドレグ)に起きたことを忘れてはいないだろう」とコメントしている。

 キエッリーニやブッフォンが激怒しているのは、0-3で迎えた後半アディショナルタイム、ペナルティーエリア内でレアル・マドリードのスペイン代表FWルーカス・バスケスがユヴェントスのモロッコ代表DFメディ・ベナティアに倒されたプレー。PKの判定が下され、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがゴールを決めた。同選手の得点で2試合合計スコアが3-4となり、ユヴェントスは準々決勝で姿を消すこととなった。

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