CLでのイタリア勢の展望を示したアンチェロッティ氏 [写真]=Getty Images
現在フリーとなっているカルロ・アンチェロッティ氏が、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のカードに対し、自身の見解を述べている。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が17日付で報じている。
同紙のインタビューの中で、アンチェロッティ氏はユヴェントスとローマというイタリア勢がCL準々決勝でレアル・マドリードとバルセロナのスペイン勢と対戦する事について自身の展望を明かした。
「私の考えではユヴェントスとローマは本命とはいえない。彼らは欧州サッカー界のトップ2と対戦するのだからね。だけど、彼らにも可能性はあるだろう。CLの試合は小さなミスが勝負を決する。審判団の小さなジャッジミスはチームを簡単に敗退に追い込んでしまう。本命は今までの経験からレアル・マドリードとバルセロナだと言えるね。それに彼らは(ポルトガル代表FWクリスティアーノ)ロナウドと(アルゼンチン代表FWリオネル)メッシを擁しているからね。」
加えて、アンチェロッティ氏は「ユヴェントスの方がローマよりもCLでの経験値が多い分、準決勝に進出する可能性が高い」と語りイタリア勢の上位進出についてコメントしている。果たして、下馬評を覆しイタリア勢は準決勝に進出することができるのだろうか。注目が集まっている。