CL決勝トーナメント1回戦で対戦したバルセロナとチェルシー [写真]=Getty Images
バルセロナは20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のファーストレグでチェルシーと対戦。敵地で1-1の引き分けに終わった。過去のデータを紐解くと、バルセロナが準々決勝へ進出する可能性はかなり高いようだ。20日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
同紙によると、UEFA(欧州サッカー連盟)主催大会において、バルセロナがアウェイでのファーストレグを1-1で終えたのは過去13回あるという。そのうち勝ち抜けを果たしたのは11回。約85%という高い確率で、次ラウンドへ進出しているという。
一方、敗退した2回は、1992-93シーズンと2002-03シーズンのことになる。1992-93シーズンは、CL2回戦(今回と同じベスト16)でCSKAモスクワ(ロシア)と対戦。ホームでのセカンドレグで2-3と敗れ、大会からの敗退を余儀なくされた。また2002-03シーズンには、ユヴェントス(イタリア)相手にホームで1-2の敗戦を喫し、CL準々決勝で姿を消した。
なお、アウェイでのファーストレグを1-1で終えた直近の試合は、2009-10シーズンのことになる。CL決勝トーナメント1回戦でシュトゥットガルト(ドイツ)と対戦すると、ホームでのセカンドレグは4-0で快勝。準々決勝進出を果たした。
ただし今回、バルセロナ相手にホームで勝利を逃したチェルシーにとっても、悪い結果ではないようだ。同クラブはホームでのファーストレグを1-1で終えた過去4回中3回で次ラウンド進出を果たしているという。唯一、勝ち抜けることができなかったのは、1998-99シーズンのこと。カップウィナーズカップ準決勝でマジョルカ(現スペイン3部)と対戦した際、敵地でのセカンドレグを0-1で落として敗退が決まった。
果たして、ベスト8への切符を勝ち取るのはバルセロナか、チェルシーか。注目のセカンドレグは、3月14日にバルセロナの本拠地カンプ・ノウで行われる。
(記事/Footmedia)