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ホームでドローのチェルシー…コンテ監督、ミスをした若手DFを擁護

2018.02.21

チェルシーを率いるコンテ監督 [写真]=Getty Images

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督が、決定的なミスをしたデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンを擁護した。20日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 20日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグをホームでバルセロナと対戦したチェルシー。62分にブラジル代表MFウィリアンが先制点をもたらしたものの、75分にはクリステンセンのパスミスからアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにアウェイゴールを奪われ、1−1のドローに終わっていた。

 試合後インタビューに応じたコンテ監督は、ミスをしたクリステンセンがまだ21歳と若い選手であることを強調しつつ、それ以外のプレーには満足していることを明かした。

「我々はもう少しで完璧な試合をするところだった。だが、一つのミスをしてしまった。それはとても残念なもので、最終的な結果にはすごく失望している」

「クリステンセンは素晴らしいパフォーマンスだった。我々はとても若い選手について話しているんだ。このような試合で自信を持ってプレー出来ることはとても素晴らしいことだよ。彼は今夜ベストなプレーをしていた選手の中の一人だったね」

「一人の選手の出来について語ることは難しい。ただ、クリステンセンはいい試合をしていたよ。彼の働きには満足している。我々は一つのミスを犯した。しかし、メッシや(アンドレス)イニエスタ、(ルイス)スアレスのような選手たち相手にはこのようなミスが命取りとなってしまう」

 また、3月14日にバルセロナのホームで行われるセカンドレグについては「簡単には行かないだろう」と難しい試合になることを予想し、次のように意気込みを語った。

「我々は現実的にならなければならない。なぜなら彼らはバルセロナという素晴らしいチームだからだ。ただ、我々も戦えることを証明できたと思う。しっかりと守備をすることも出来たし、ボールを持った時にはしっかりとチャンスを作り、得点を奪うことも出来た」

バルセロナのような相手とやる時には、相手をリスペクトしなければならない。ボックス・トゥ・ボックスで挑んでしまってはダメだ。1−0や2−0となるところが、4−0、5−0、6−0となってしまう。カンプ・ノウでは賢く戦う必要がある。我々はバカではない」

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