チェルシーの悪夢? アスピリクエタ、対戦するイニエスタについて語る

セサル・アスピリクエタ

バルセロナ戦について語ったアスピリクエタ [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、チェルシー対バルセロナのファーストレグが、20日にロンドンのスタンフォード・ブリッジで行われる。この大一番を前に、チェルシーのスペイン代表DFセサル・アスピリクエタが、スペイン紙『アス』のインタビューを受けた。19日付の同紙がその内容を伝えている。

 過去にスタンフォード・ブリッジで行われたチェルシー対バルセロナといえば、2009年5月6日のCL準決勝セカンドレグの一戦だ。この試合では、バルサが劣勢の状態で迎えた後半アディショナルタイムに、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが起死回生のアウェイゴール。スペイン現地で”イニエスタッソ”と呼ばれるこのゴールによって、バルサが土壇場で決勝への切符を奪い取った。

 今回、その試合のMVPに輝いたイニエスタが、再びスタンフォード・ブリッジを訪れることについて聞かれたアスピリクエタは、「彼のあのゴールは歴史を変えたんだ。チェルシーのファンの心の中にも鮮明に残っていると思う」とコメント。「彼はチェルシーの悪夢であり続けている。スタンフォード・ブリッジが彼を快く迎えるとは思わないよ」と続け、試合当日は手荒い歓迎を受けることになると予想した。

 一方、バルサのエースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについては「彼は他の選手とは違うレベルの選手だ」と明言。同選手への対策については、「理想とするプレーを見せ、全員で団結した戦いをしなければならない。それしかないと言えるよ」と語り、完璧かつ組織的なプレーが重要という見解を示していた。

(記事/Footmedia)

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