リヴァプールを率いるクロップ監督 [写真]=Getty Images
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、勝つことに大事なのは戦術ではなく気持ちであると明言した。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
14日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグでポルトと対戦するリヴァプール。9年ぶりとなる準々決勝進出を目指している。
重要な一戦を前にクロップ監督は、先発メンバーの選出は相手によって変えるのではなく、選手の気持ちの方が結果に影響すると語った。
「システムが試合に勝つことはない。選手たちが正しい選択を正しい瞬間にして、ピッチの上で気持ちを出すことが重要だ。システムは重要なことだが、選手たちを正しいポジションへと導いていくだけだ」
また、アウェイで行われるファーストレグの結果で準々決勝進出が決まってしまうかと問われると次のようにコメントした。
「1試合の結果だけで決まることがCLでは多いのか? そんなことは考えたこともなかった。でも(セカンドレグは)アンフィールドだから信じているよ。我々は観客の力によって違いを作れる場所であることを知っているからね」
「でもそのような利点をセカンドレグで活かすためには、最初の試合で結果を残さなければならない。でもそれが難しいことであることは、我々も理解している」