「チームを助けたいから」マンC、負傷中サネがCLバーゼル戦に帯同

リロイ・サネ

マンチェスター・Cのリロイ・サネ [写真]=Getty Images

 現在負傷中のマンチェスター・Cのドイツ代表MFリロイ・サネが、13日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント初戦ファーストレグ・バーゼル戦の遠征に帯同しているようだ。イギリスメディア『BBC』が12日に報じている。

 現在22歳のサネは1月28日のFAカップ・カーディフ戦で足首のじん帯を損傷し、約6週間の離脱となっている。しかし、マンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督は、サネが予定より早く復帰できる可能性を示唆しつつ、同選手の帯同の理由を明らかにした。

「彼は完璧な状態ではないが、私たちと一緒にいる。身体の回復は順調なようだよ。そして、彼は『チームを助けたい』という思いで今回の遠征に帯同しているようだ。私は驚いているよ。彼はこれまでもたくさんチームに貢献してきたけど、私は彼ほどの若い男が、これほどまでにプロフェッショナルだとは正直思っていなかった」

 シャルケからマンチェスター・Cに加入して2シーズン目を迎えるサネは、プレミアリーグで22試合に出場して7得点10アシストを記録。ベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネと並ぶチーム最多アシストを記録し、攻撃をけん引してきた。2018 FIFAワールドカップ ロシアを控えるドイツ代表にとっても、ドリブルで仕掛けて局面を打開できる同選手は必要不可欠な存在。一日も早い復帰が待たれる。

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