ベッカム氏がレアルとPSGの対戦について語った [写真]=Getty Images
元イングランド代表MFのデイヴィッド・ベッカム氏が、チャンピオンズリーグ(CL)で実現した古巣同士の対戦を前に、自身の思いを語っている。大手メディア『beIN スポーツ』での発言を、スペイン紙『アス』が5日付で伝えている。
CLは今月から決勝トーナメント1回戦がスタートする。14日にはレアル・マドリードとパリ・サンジェルマン(PSG)の強豪対決が実現。ベッカム氏は2003年から4年間に渡ってレアル・マドリードに所属し、同クラブ退団後はロサンゼルス・ギャラクシーやミランでのプレーを経て、パリ・サンジェルマンを現役最後のクラブに選んだ。
両クラブでのプレー経験を持つことから、インタビューでは古巣同士の対戦についても話が及んだ。質問を受けたベッカム氏は「どちらを応援するかを選ぶのはとても難しいことだ。僕は両方のクラブを愛しているからね」と心境を明かした。
さらに「レアルでは素晴らしい4年を過ごすことができた。またパリでは在籍期間が短かったとはいえ、リーグ優勝を経験できたことが大きかった」と、両クラブでの思い出を振り返り、「パリもレアルもファンが素晴らしいんだ」と、双方への愛情を示していた。
また、試合展開については「ハードな試合となるだろう」と予想。「パリはトップフォームで試合を迎えることになるだろうけど、レアルはこのコンペティションを得意としているんだ」と、理由を明らかにしている。
「こうした試合での偉大な選手たちは、自分自身の持っているものを上回るパフォーマンスを見せる。見る者にとっては、楽しくて素晴らしい試合になるだろう」とも語ったベッカム氏。まずは今月14日、レアル・マドリードのホームでファーストレグが行われる。レアル・マドリードとパリ・サンジェルマンの激突、目が離せない戦いとなりそうだ。
(記事/Footmedia)