2017.12.07

香川がヒールパスで同点弾演出…ドルトムント、王者レアルに敗戦もEL進出決定

香川真司
レアル戦に先発出場した香川真司 [写真]=VI Images via Getty Images
サッカー総合情報サイト

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節が6日に行われ、MF香川真司が所属するドルトムントは、アウェイでレアル・マドリードと対戦した。香川は先発出場した。

 試合は開始8分、すでに2位通過を決めているレアルが先制した。左サイドから切り込んだクリスティアーノ・ロナウドがエリア内へパスを送ると、ターンをしながら受けイスコには収まらなかったが、こぼれ球をボルハ・マジョラルが押し込み、先制点を挙げた。

 さらにレアルは12分、マテオ・コヴァチッチからパスを受けたC・ロナウドがエリア手前左で右足を一閃。相手GKも動けない絶妙なシュートがゴール右隅に決まり、はやくもリードは2点に広がった。C・ロナウドはリーガ・エスパニョーラで10戦2ゴールと不調だが、CLではグループステージ史上初の6戦連発を達成し、計9ゴール目と好調を維持している。

 ヨーロッパリーグ(EL)進出圏内の3位を守りたいドルトムントは27分、香川がプリシッチからのスルーパスでエリア内右に抜け出してシュート、35分にはピエール・エメリク・オーバメヤンもエリア内右からシュートを放つが、ゴールにはつながらない。レアルは38分、ラファエル・ヴァランが負傷交代を強いられ、代わりにマルコ・アセンシオを投入した。

 ドルトムントの反撃が実ったのは43分。マルセル・シュメルツァーが高い位置でボールを奪い、素早くクロスを送ると、中央に飛び込んだオーバメヤンがダイビングヘッドで合わせて、1点を返した。

 ドルトムントはこのまま1点ビハインドで折り返したが、後半立ち上がりの49分に追い付く。エリア手前の香川がヌリ・シャヒンからの縦パスをヒールで後方に流すと、オーバメヤンがエリア内中央で受けてシュート。これはGKケイラー・ナバスに阻まれたが、こぼれ球を自らループシュートで沈めて同点ゴールを奪った。

 追い付かれたレアルは勝ち越しを狙って攻勢に出るが、C・ロナウドが77分に放ったヘディングシュートはGKにセーブされ、80分にはCKのこぼれ球を押し込むが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。

 それでも直後の81分、相手GKのクリアボールをテオ・エルナンデスが頭でつなぎ、エリア手前中央のルーカス・バスケスが右足ダイレクトボレーで合わせると、ボールはゴール右隅に吸い込まれ、レアルが勝ち越しに成功した。

 88分、香川に絶好のチャンスが訪れるが、鋭いキックフェイントで相手をかわしてエリア内中央で打った右足シュートは無情にもクロスバー上に外れた。香川はその後、後半アディショナルタイム1分にアンドリー・ヤルモレンコと交代となった。

 試合はこのまま終了し、ドルトムントはレアルに2-3で敗戦。未勝利でCL敗退となった。なお、同組で3位を争うアポエルもトッテナムに敗戦したため、勝ち点はともに「2」。アポエルと2試合連続で1-1のドローだったドルトムントは、グループ全体の得失点差で優るため、3位キープでELベスト32に回ることが決まった。

 決勝トーナメントの組み合わせ抽選会は11日に行われる。

【スコア】
レアル・マドリード 3-2 ドルトムント

【得点者】
1-0 8分 ボルハ・マジョラル(レアル)
2-0 12分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル)
2-1 43分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
2-2 49分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
3-2 81分 ルーカス・バスケス(レアル)

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