エメリ監督はバイエルン戦を前に「勝てるチャンスはある」とポジティブな言葉を残している [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のウナイ・エメリ監督が5日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節バイエルン戦を前に記者会見に参列し、強気な態度を見せた。イギリス紙『デイリーメール』が5日付で伝えている。
現在、B組でPSGとバイエルンはともにCLの決勝トーナメント進出を決めている。また、勝ち点差3で首位に立つPSGは得失点差の関係上敗れたとしても、かなりの確率で1位突破が決まる状況だ。
しかし、エメリ監督はこの試合をただの消化試合とは考えていないようだ。同指揮官はバイエルン戦を「大きなテストになる」と表現し、試合に対して自信を覗かせている。
「バイエルンは攻撃的で、ホームでの戦いはめっぽう強い。しかし、私たちはCL第2戦を3―0で勝っているんだ。監督が代わり、ユップ・ハインケス監督は多くのものをもたらしていると思うが、まだカルロ・アンチェロッティ前監督の時と共通点が多いと感じる。勝てるチャンスはあると思っているよ」
「この試合は我々にとって大きなテストなんだ。もちろん私たちは、昨シーズンよりレベルアップしているし、勝つために来ている」
「難しいとはわかっているが、バイエルンと勝ち点差3以上をキープしたいと思っているよ。相手の戦術に適応しなければならないが、自分たちのアイデアとポゼッションでゲームを支配したいね」
ここまでCL5連勝と絶好調のPSGだが、直近のリーグ・アン第16節では昇格組のストラスブールにまさかの今季初黒星を喫していた。嫌な流れを断ち切るためにも、バイエルン戦は勝利したい試合だ。