ドルトムントはトッテナムに逆転負けを喫し、グループステージ敗退となった [写真]=AMA/Getty Images
チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節が21日に行われ、MF香川真司所属のドルトムントとトッテナムが対戦した。香川は公式戦4試合連続で先発出場した。
グループHの首位に立つトッテナムはすでに決勝トーナメント進出が決定。一方のドルトムントはこの試合に勝った上で、同時刻に行われる試合でレアル・マドリードがアポエルと引き分け以下に終わらない限り、グループステージ敗退となる。
試合はトッテナムがやや押し気味に進めたが、先制したのはドルトムントだった。31分、ペナルティエリア手前中央でパスを受けたアンドリー・ヤルモレンコが右足ヒールでエリア内へ送ると、抜け出したピエール・エメリク・オーバメヤンがゴール左下へ流し込んだ。
その後は再びトッテナムが敵陣に押し込んでチャンスを作ったがゴールを奪うことはできず、このまま1-0で前半を折り返した。
後半に入り49分、トッテナムは高い位置でボールを奪うと、エリア手前中央でパスを受けたハリー・ケインが右足でシュート。これがゴール左下に決まり、試合は振り出しに戻った。
追い付かれたドルトムントは66分、香川を下げてゴンサロ・カストロを投入。しかし、次のゴールを奪ったのはトッテナムだった。76分、左サイドを個人技で突破したデレ・アリが折り返すと、エリア内で受けたソン・フンミンがワントラップから右足でシュート。これがゴール右上に決まった。
試合はこのままタイムアップを迎え、トッテナムが2-1で勝利。敗れたドルトムントはグループステージ敗退が決まった。
次節は12月6日に行われ、ドルトムントはアウェイでレアル・マドリードと、トッテナムはホームでアポエルと対戦する。
【得点者】
1-0 31分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
1-1 49分 ハリー・ケイン(トッテナム)
1-2 76分 ソン・フンミン(トッテナム)