CLトッテナム戦での復帰が明らかになったオーバメヤン [写真]=Getty Images
規律違反による制裁処分を受けていたドルトムントのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが21日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節トッテナム戦で復帰する見通しのようだ。20日付のドイツメディア『SPORT1』が伝えている。
オーバメヤンは、15日にクラブに無断でフランス人フリースタイルサッカープレイヤーのショーン・ガルニエのクラブ敷地内でのCM撮影に協力し、さらに翌16日にはチーム練習に35分遅刻していた。ドルトムントはオーバメヤンの行動がチーム内の規律を乱したとして、同選手を17日のブンデスリーガ第12節シュトゥットガルト戦の登録メンバーから外していた。
しかし、20日に行われたトッテナム戦に向けての前日記者会見に臨んだドルトムントのピーター・ボス監督は、オーバメヤンについて尋ねられると、「彼はプレーする」と同試合での復帰を明言。
さらに、シュトゥットガルト戦の前後で同選手と話したことも明かした指揮官は、「我々は共に話し合い、それによって問題は既に解決されている。私にとっては過去のテーマだ」ともコメントし、今回の件が決着済みであるとの考えを語った。
21日のトッテナム戦も含めて残り2試合のCLグループステージで、H組のドルトムントは現在2分け2敗で3位。既に自力での決勝トーナメント進出の可能性はなく、同日に行われるアポエル対レアル・マドリード戦の結果次第では今節でグループステージ敗退も決まってしまう状況となっている。
わずかに残る可能性をつなげるためにも、処分が解けたオーバメヤンの奮起がカギとなりそうだ。
(記事/Footmedia)
By サッカーキング編集部
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