カンテをベンチ外とした決断は選手の状態を考慮した結果だと明かしたコンテ監督 [写真]=Getty Images
10月31日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第4節でローマと対戦したチェルシーは3失点を喫し敗れ、首位の座を明け渡した。
この試合、ハムストリングの負傷から復帰したばかりのフランス代表MFエンゴロ・カンテはチームに帯同しながらもベンチ入りはせず、スタンドからの観戦となっていた。
前日の会見でカンテの復帰を示唆していたコンテ監督は、この決断についてイタリアメディア『メディアセット』に「現時点では、選手の気持ちを聞く必要がある。重要なハムストリングの負傷の後だ。それをわざわざ危険にさらすのはバカだね。彼自身が100%の状態に戻ったと感じたら、プレーに戻るだろう」と、選手と相談した結果だと明かした。
敗戦を喫したローマについては「ローマは優秀な才能を備えた非常に優れたチームだ。その中の何人かは私がイタリア代表を率いていた時にいたから、よくわかっているよ。彼らは強力なチームだ。我々は注意する必要がある」と、勝利を讃えた。
最後にグループ2位に転落したことにコンテ監督は「今は良い結果を残すことに集中している。最終的な結果を見てみよう」と、決勝トーナメント進出への意志を明確にした。