バイエルンがホームで3得点を挙げ、セルティックに快勝した [写真]=Bongarts/Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節が18日に行われ、グループCではバイエルン(ドイツとセルティック(スコットランド)が対戦した。
カルロ・アンチェロッティ前監督の解任とユップ・ハインケス監督の復帰を決断し、シーズン序盤でチーム再建を図るバイエルン。新体制初陣となった14日のブンデスリーガ第7節ではフライブルクに5-0と快勝した。1勝1敗で迎えるCLグループステージ第3節では、マッツ・フンメルスやアリエン・ロッベン、トーマス・ミュラー、ロベルト・レヴァンドフスキらが先発メンバーに名を連ねている。
立ち上がりから攻勢をかけたのはバイエルンだった。開始6分にはレヴァンドフスキが敵陣右サイド深くまで突破し、グラウンダーのクロス。ファーサイドへ走り込んだチアゴ・アルカンタラが左足で押し込んでゴールネットを揺らしたが、レヴァンドフスキがクロスを送る前にゴールラインを割ったとの判定で得点は認められなかった。
それでも17分、バイエルンが均衡を破る。右サイドからのクロスに反応したレヴァンドフスキのヘディングシュートは相手GKに阻まれたが、ミュラーがゴールエリア右側から押し込んで先制に成功した。
バイエルンは29分、キングスレイ・コマンが敵陣左サイド深くまで突破し、マイナス気味のクロス。ペナルティーエリア右側で待っていたジョシュア・キミッヒがヘディングシュートをファーサイドへ届けて追加点を奪った。前半は2-0で終了した。
リードで後半を迎えたバイエルンは51分、ロッベンが蹴った左CKに反応したフンメルスがヘディングシュートを突き刺して3点目。後半立ち上がりに勝利へ前進した。
3点差が付いてからはセルティックが意地を見せて決定機を作り出した場面もあったが、ゴールを奪うことはできず。試合は3-0で終了した。
快勝のバイエルンは今大会2勝目。ハインケス監督就任後、公式戦2試合連続の完封勝利となった。次節は31日、セルティックとのアウェイゲームに臨む。ブンデスリーガの次戦は21日、日本代表DF酒井高徳、FW伊藤達哉のハンブルガーSVとアウェイで対戦する。
【得点者】
1-0 17分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
2-0 29分 ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
3-0 51分 マッツ・フンメルス(バイエルン)
By サッカーキング編集部
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