レアル戦でスーパーセーブを連発したトッテナムGKロリス [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第3節が17日に行われ、レアル・マドリードと対戦したトッテナムは1-1の引き分けに終わった。この試合を中継した『BTスポーツ』の解説陣は、好セーブを連発したフランス代表GKウーゴ・ロリスに賛辞を送っている。同日付のイギリス紙『デイリー・エクスプレス』が報じた。
ロリスは43分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにPKを決められたものの、後半には同胞FWカリム・ベンゼマの至近距離からのヘディングシュートを左足で防ぐなど素晴らしいパフォーマンスを披露。追加点を許さず、敵地サンティアゴ・ベルナベウでの勝ち点1獲得に大きく貢献した。
この試合の解説を務めた元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、「際立っていたのはウーゴ・ロリスだ。堂々としたパフォーマンスでDF陣を仕切っていた」とロリスを絶賛。さらに「大きいスタジアムで結果を出すには、ある程度運が必要になる時もあるが、スパーズは試合を通して自分たちの守備に自信を持っているように見えた。マウリシオ・ポチェッティーノ監督のチーム作りの賜物だ」と、指揮官の手腕も称えている。
また、選手と監督の双方でトッテナムに在籍した元イングランド代表MFグレン・ホドル氏も、ロリスがベンゼマのヘディングシュートを防いだシーンについて言及。「素晴らしい。層の厚い攻撃でペナルティボックス内には多くのレアルの選手がいた。素晴らしいチャンスだったが、素晴らしいセーブを見せた。ロリスにとってはほぼノーチャンスだったが、彼はそれでも止めてみせたんだ」と手放しで称賛した。
(記事/Footmedia)