「ラウールに似ている」 ベラミー氏がCLで2Gのケインを称賛

ハリー・ケインとラウール・ゴンザレス

ハリー・ケイン(左)とラウール・ゴンザレス(右) [写真]=Getty Images

 トッテナムは13日にチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1戦でドルトムントと対戦し、3-1で勝利している。同試合で2ゴールを記録し勝利に貢献したイングランド代表FWハリー・ケインについて、イギリスメディア『スカイスポーツ』で解説者を勤めている元ウェールズ代表FWクレイグ・ベラミー氏がコメントした。

 現役時代マンチェスター・Cやリヴァプールでプレーしていたベラミー氏は、ドルトムント戦で大活躍を見せたケインが、レアル・マドリードのレジェンドである元スペイン代表FWラウール・ゴンザレス氏に「似た特性がある」と語っている。

「ケインが試合を動かした時、彼は私にラウールを思い出させた」と語ると「彼は素早い稲妻のような選手ではなく、非常に巧みで、戦術理解度が高く、半ヤードのスペースをどこにでも作ることができる。ラウールは信じられない選手だし、いつまでも伝説として残るだろうが、ケインも彼に似た特性を持っていると思う。今のまま成長していけば、ケインはアラン・シアラーのプレミアリーグの得点記録(283得点)を脅かす可能性のある唯一の選手だ」と、9日に行われたプレミアリーグ第4節のエヴァートン戦でクラブ通算100ゴール目をマークした24歳の同選手に大きな期待を寄せた。

 続けて「ケインは強さと力を持ち、競り合いで勝てる選手だ。そして、喧嘩はしない。彼は足以外でもボールを扱うことができる。彼は人を乗り越えたり、ヘディングで激しい競り合いをしたり、球際で戦いをしたりしても、気にしない選手だ」と同選手のパフォーマンスを称賛している。

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