レアルがマヌエラ・カルメラ市長(左)を表敬訪問した [写真]=Europa Press via Getty Images
レアル・マドリードは3日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝でユヴェントスを4-1で破り、2年連続12度目のヨーロッパ制覇を成し遂げた。試合翌日、チーム一行はマドリード市庁舎を表敬訪問。マヌエラ・カルメラ市長が特別なプレゼントが贈ることを約束すると、選手たちは喜びを爆発させた。4日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
チームを出迎えたカルメラ市長は、「今この瞬間、あなたたちは世界最高のチームだと思います。そのチームがマドリードにあるのですから、大変感謝しています」とコメント。史上初のCL連覇を達成した選手たちを祝福した。
フロレンティーノ・ペレス会長やキャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスから優勝トロフィーのレプリカとレアル・マドリードのユニフォームが手渡されると、同市長はチョコレートメダルの贈呈を約束。すると、ガッツポーズをしたブラジル代表DFマルセロを筆頭に、選手たちは喜びを露わにした。
チョコレートメダルは、マドリード市内にある老舗のケーキ店「La Duquesita」が製造する特注品だという。チョコレートの真ん中には、レアル・マドリードがタイトル獲得のたびにサポーターと優勝祝賀会を行うシベーレス広場の女神像がデザインされており、今シーズンのリーガ・エスパニョーラ優勝後にも、カルメラ市長から選手たちにプレゼントされていた。いわば“縁起物”であり、選手たちの間で大変な好評を得ていたようだ。
「チョコレートメダルが幸運をもたらしたと思いますし、また別のチョコをプレゼントしましょう。今度は異なる味のものをね」と、笑顔で語ったカルメラ市長。「私はサッカーのことはあまり詳しくない」という同市長だが、女性らしい粋な計らいに選手たちだけでなく、彼らの家族たちも喜んでいることだろう。
(記事/Footmedia)
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