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ユーヴェ指揮官、21年ぶりのCL制覇逃すも「サイクルは終わっていない」

2017.06.04

準優勝に終わったユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督 [写真]=Getty Images

 ユヴェントスは3日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアル・マドリードに1-4で敗れ、21年ぶりの優勝を逃した。試合後、UEFA(欧州サッカー連盟)公式サイト『UEFA.com』がマッシミリアーノ・アッレグリ監督のコメントを伝えている。

 ユヴェントスはクリスティアーノ・ロナウドに決められて先制を許したものの、マリオ・マンジュキッチのスーパーゴールで追い付き、同点で前半を折り返した。しかし、61分に勝ち越しゴールを許すと、直後の64分にも失点。終盤にはフアン・クアドラードが退場するなど反撃の糸口をつかめず、90分にはダメ押しゴールを奪われてしまった。

 指揮官は「まず、今シーズン素晴らしい成績を残した選手たちを祝福したい。我々はリーグ戦とカップ戦を制し、この大会でも決勝進出を果たした。だから私は選手たちに感謝しなければならない」と、セリエAとコッパ・イタリアを制したシーズンを振り返り、選手を称えた。

 試合については「前半は素晴らしいサッカーをしていた」と振り返りつつ、「後半はレアル・マドリーがギアを上げ、我々はそれに対応できなかった。2点目を失った後も集中し、希望を保つべきだった」と、立て続けの失点を悔やんだ。

 それでも、「ユヴェントスのサイクルが終わったとは思わない。(ジャンルイジ)ブッフォンと(アンドレア)バルザーリは来年も一緒だし、彼らはたくさんのものをチームに与えてくれる。改善が必要なのは明らかだが、休養をとって、新しいモチベーションとともに再スタートするつもりだ。サッカーでは、次の年もまた挑戦するチャンスを与えられる。新しい選手を何人か加え、来シーズンのCLでも、また強いところを見せられるだろう」と、早くもリベンジへの意気込みを語った。

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