S・ラモス、CL決勝では“あの技”を封印へ「ブッフォンほどのGKに…」

セルヒオ・ラモス、ブッフォン

S・ラモス(左)がブッフォン(右)への敬意を語っている [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが5月31日、3日後に迫ったチャンピオンズリーグ(CL)決勝に向けた抱負を述べた。

 S・ラモスはまず、ヨーロッパ最強の座を争うユヴェントスについて、「アトレティコ・マドリードに非常に似ている」としたうえで、今大会無敗で決勝まで勝ち上がってきた相手の強さを警戒した。

「ユヴェントスは本当に偉大なチームであり、実際にここまで多くの強豪を倒してきた。従って、僕たちにとっては決して簡単な試合にはならないだろう。細心の注意を払いながら戦わなければならない」

 2013-14シーズンおよび昨シーズンと、ともに決勝でアトレティコ・マドリードを退けて大会制覇を達成しているレアル・マドリード。いずれの試合でも得点を記録しているS・ラモスは、CL決勝での3戦連続ゴールについて言及した。

「まさに重要な時間帯でゴールが決められれば最高だね。だが、自分が点を取ることよりも、チームが勝利することを選ぶよ」

 一方、昨シーズンの決勝に続きPK戦にもつれ込んだ場合について質問されたS・ラモスは、これまで何度か決めている“パネンカ”(GKが飛んだ瞬間、ゴール正面にチップキックを流し込むPK)は、ユヴェントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンへの敬意を表して封印することを明言した。

「PK戦になった場合は、その時のひらめきで蹴ることになるだろう。だが、ブッフォンほどのGKにパネンカはしない」

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