仏代表がベンゼマを“無視”…レアルがCL決勝進出もヴァランのみを祝福

ベンゼマ

フランス代表から“無視”されたベンゼマ [写真]=Getty Images

 フランス代表の公式ツイッターが12日、チャンピオンズリーグ(CL)でレアル・マドリードが決勝進出を決めたことを受けて祝福のツイートを投稿したが、その内容が話題となっている。

 レアル・マドリードは、10日に行われたアトレティコ・マドリードとのCL準決勝セカンドレグに1-2で敗れたものの、2戦合計スコア4-2でアトレティコ・マドリードを下した。この結果を受けて、12日にフランス代表の公式ツイッターは同代表DFラファエル・ヴァランの写真とともに「ラファエル・ヴァランとレアル・マドリードはアトレティコを退け、再びチャンピオンズリーグ決勝進出を果たした!」と投稿。ヴァランとレアル・マドリードを祝福した。

 しかし、レアル・マドリードにはフランス人FWカリム・ベンゼマも在籍している。ベンゼマは、フランス代表の同僚であったリヨンMFマテュー・ヴァルブエナを“セックステープ”をもとに恐喝した事件に関与した疑いから、FFF(フランスサッカー連盟)より2015年12月に代表追放を宣告された。以降、同選手はフランス代表に招集されていない。同選手はフランス代表への復帰願望を口にしているが、今回のツイートはフランス代表が同選手を“無視”した格好となっており、未だ両者の関係が修復されていないことが浮き彫りとなった。

 フランス代表から露骨な仕打ちを受けることとなったベンゼマだが、果たして両者が歩み寄りを見せる時は訪れるのだろうか。

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