無念の負傷交代となったカルバハル [写真]=Getty Images
2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグで、レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードと対戦。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを達成する活躍を披露し、3‐0で先勝した。
ホームでの“マドリード・ダービー”を制し、2シーズン連続の決勝進出に王手をかけたレアル・マドリード。だが、スペイン代表DFダニエル・カルバハルは“ダービーの呪い”から逃れることができなかったようだ。2日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
先発出場を果たしたカルバハルは、前半終了間際に左足の筋肉に違和感を覚え、ハーフタイムでスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスとの交代を余儀なくされた。同紙によると、アトレティコ・マドリードとのダービーマッチで負傷交代するのは、最近6試合で3度目のことになるという。
2015年10月4日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節の対戦では、右足首の捻挫で負傷交代。その7カ月後に行われたCL決勝のアトレティコ・マドリード戦でも、でん部の負傷によって涙を流しながらの交代を余儀なくされた。当時、キャリア2度目のCL決勝を戦っていたカルバハルだが、このケガの影響でユーロ2016も欠場。大舞台を棒に振ってしまった。
この2年間で3度にわたってカルバハルを襲った悪夢。もはや、“アトレティコの呪い”と言っても過言ではないだろう。史上初のCL連覇を狙うレアル・マドリードにとっても、今シーズン公式戦40試合に出場していた同選手を欠くことになれば大打撃となるはずだ。
(記事/Footmedia)