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バイエルン戦で攻守に大活躍のマルセロ「厳しいトレーニングの賜物」

2017.04.21

バイエルン戦で大活躍だった(右)マルセロ [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルンを下し、7シーズン連続の準決勝進出を決めたレアル・マドリード。ブラジル代表DFマルセロが、激闘を振り返ると共に自身やチームの現況について見解を示した。

 マルセロはまず、ブンデスリーガ5連覇をほぼ確実にしているバイエルンを撃破できたことに満足感を表すと共に、アトレティコ・マドリード、ユヴェントス、モナコのいずれかと対戦する準決勝の相手はどこでも構わないとの姿勢を示した。

「偉大かつ屈強なチームとの対戦を乗り越えられたのは、とても大きな意味を持つ。だが、僕はもっと上を目指したい。組み合わせ抽選での希望は特にない」

 延長戦までもつれ込んだセカンドレグでは、51分にはバイエルンのオランダ代表MFアリエン・ロッベンのシュートをゴールライン上でクリアしたうえ、109分には3人抜きのドリブルからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールをアシストするなど、MVP級の活躍を見せたマルセロ。日頃のハードワークが厳しい試合に生きたとの実感を述べた。

「僕たちは厳しいフィジカルトレーニングを積み、素晴らしいコンディションを手に入れた。僕が延長戦でもあれだけスプリントができ、試合を通じてチームを助けることができたのも、そういった努力の賜物だ」

 CLの激闘も冷めやらぬレアル・マドリードだが、1試合消化が少ない中で首位に立つリーガ・エスパニョーラでは、23日に行われる第33節で3ポイント差の2位バルセロナとの直接対決に臨む。バイエルンとのセカンドレグでレアル・マドリードでの公式戦400試合出場を達成したマルセロも、当然ながら宿敵との一戦に頭を切り替えているようだ。

「僕らは良い時期を過ごしており、幸せを感じているが、その一方で疲れていることも確かだ。それゆえ、しっかりと体を休めたうえで、次の試合に向かわなければならない。週末の一戦ではバルセロナは間違いなく3ポイントを取りに来るだろうからね」

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