2017.04.21

CLベスト8敗退のバイエルン…ドイツ紙が分析、4つの敗因とは?

ラーム
敗退のバイエルン。今季限りで引退のラーム(中央)にとって、最後のCLとなった [写真]=TF-Images/Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグでレアル・マドリードと対戦し、延長戦の末に2-4で敗戦を喫したバイエルン。2試合合計3-6でベスト8敗退となったことを受けて、ドイツ紙『ビルト』が特集記事を掲載し、同クラブのCL敗退要因を分析している。


 同紙がまず指摘したのは、ブンデスリーガ第29節終了時点で26ゴールを挙げ、得点ランクトップに立っているポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがファーストレグを欠場した影響だ。同選手は右肩の負傷のため、12日に行われたファーストレグを欠場。得点力の低下を招き、ホームで1ゴールしか奪えなかった。

 また、元スペイン代表MFシャビ・アロンソの不調も敗退の要因の一つに挙げられている。バイエルンの攻撃の組み立てを担う同選手だが、パス回しでアクセントをつけられなかった。2試合ともに途中交代するなど精彩を欠いた。

 さらに『ビルト』は、今シーズンからチームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の采配にも疑問を投げかけている。イタリア人指揮官は2試合続けて、経験豊富なフランス人MFフランク・リベリーに代えてブラジル代表MFドウグラス・コスタを投入。またセカンドレグでは、X・アロンソを下げてファーストレグで特に見せ場のなかったドイツ代表FWトーマス・ミュラーを入れたり、チリ代表MFアルトゥール・ビダルが退場した後には、得点源であるレヴァンドフスキを下げて守備的な選手であるドイツ代表MFジョシュア・キミッヒをピッチに送り込んだりするなど、効果的とは言えない選手交代が続いたとしている。

 一方で、レアル・マドリードが素晴らしいパフォーマンスを披露したことは否定できない。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは2試合合計5ゴールと大活躍を見せ、ブラジル代表DFマルセロもマッチアップしたオランダ代表MFアリエン・ロッベンを絶妙なポジショニングで封じた。同選手が得意とする右サイドからカットインしてのシュートは不発に終わり、バイエルンらしさを発揮できなかったこともベスト8敗退の要因になったと『ビルト』は指摘している。

 以上の通り、同紙はバイエルンの敗因を大きく4つに分けて説明した。6シーズンのベスト4進出、さらには4シーズンぶりのCL制覇に向けて、サポーターから大きな期待を集めていただけに、早すぎる敗退となった同クラブ。微妙な判定もあったとはいえ、しばらくはドイツメディアを中心に議論の的となりそうだ。

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