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CL敗退のバイエルン、判定への不満噴出…ラーム「不運だった」

2017.04.19

ビダルが退場処分となり、延長戦の末に敗退となったバイエルン [写真]=UEFA via Getty Images

 18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)で、バイエルン(ドイツ)はレアル・マドリード(スペイン)と敵地で対戦。延長戦まで持ち込む粘りを見せたが、最終的には2-4で敗れ、2試合合計3-6でベスト8敗退が決まった。

 試合後、バイエルンの選手たちが判定への不満を口にした。クラブの公式HPがコメントを伝えている。

 元ドイツ代表DFフィリップ・ラームは「チームは勇敢だった。勝って次のラウンドに進みたいと思っていたんだ。いくつかの場面では幸運に恵まれたけど、主審の判断に関しては不運だったね」とコメント。今シーズン限りでの現役引退を表明している同選手にとって、結果的にCLでの最後の試合となった。

 またドイツ代表DFジェローム・ボアテングは「皆が痛みの限界までプレーした。本当に難しい試合だったね。自分たちを非難することなどないよ。しっかりと戦ったのだから」と自分たちの戦いぶりを誇ったうえで「それにしても、主審の決定は残念だったね。1、2回不運なことがあったけど、それがなければ僕たちはもっと良い形で最後までプレーできただろう」と続けている。

 2点以上を奪わなければならないアウェイゲームで、78分までに2-1とリードしたバイエルン。2-1のままであれば延長戦突入となるが、理想的な展開で時計の針を進めていた。しかし84分、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルのタックルがファウルと判定され、2枚目のイエローカードで退場に。ファーストレグに続いて退場者を出したバイエルンは、延長戦で3失点を喫して敗退となった。

 失点の場面についても、104分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに決められた2点目は、同選手がオフサイドポジションでパスを受けたように見える映像もあり、物議を醸している。

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