バルサはユーヴェ戦で3失点を喫して敗れた [写真]=Getty Imges
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグ(第1戦)、バルセロナはユヴェントスに力負けした。ルイス・エンリケ監督は、記者会見でチームのプレーにおいて不満を表した。試合で記録されたスタッツは、バルサが期待されたレベルに達していなかったことを表した。
今回のユヴェントスとの試合で、バルサのチーム状態がデリケートであることが再び明らかとなった。L・エンリケ監督は試合後の記者会見で「選手たちのプレー強度がこの重大な試合に適したものではなかった」と怒りを露わにした。それはバルサとユヴェントスの守備データに顕著に表れた。
ユヴェントスは、守備においてインテンシティーをともなう高い位置からのプレスで、バルサのビルドアップを防いだ。バルサはジョルジョ・キエッリーニとレオナルド・ボヌッチを守備の軸として形成された城壁を崩すことができなかった。また、マッシミリアーノ・アッレグリ監督のチームが1対1の局面で勝利し、空中戦で優位に立っていたことは、3点目の場面でも明らかとなった。
守備におけるスタッツは以下の通り、
■ユヴェントス
タックルの成功数 27回
ヘディングクリア数 11回
全体クリア数 22回
インターセプト数 12回
ファール数 21回
空中戦においての勝利数 11回
■バルセロナ
タックルの成功数 19回
ヘディングクリア数 5回
全体クリア数 12回
インターセプト数 6回
ファール数 18回
空中戦においての勝利数 5回
この試合でバルサは守備における全スタッツでユヴェントスを下回った。
また、ユヴェントスは試合開始時からギアを上げてプレーした。その成果が試合開始から20分の間に獲った、パウロ・ディバラの2点といえるだろう。バルサはセカンドレグ(第2戦)をカンプ・ノウで迎える。ホームの利を生かして、試合開始から100%で望みたいところだ。
(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版)