FOLLOW US

“奇跡の大逆転”バルサに意外なデータ…パス成功数、大敗の第1戦より減少

2017.03.10

パリSGとのセカンドレグで6-1と大勝したバルセロナ [写真]=NurPhoto via Getty Images

 8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグで、パリ・サンジェルマン(フランス)相手に大逆転劇を演じたバルセロナ(スペイン)。しかし、パス成功数は大敗を喫したファーストレグよりも少なかったようだ。9日付のスペイン紙『アス』が、UEFA(欧州サッカー連盟)の公式HP『UEFA.com』に掲載されているスタッツをもとに比較している。

 バルセロナは2月14日に敵地で行われたファーストレグで、0-4と大敗。『アス』によると、同試合のパス成功数は522本だったという。一方、本拠地カンプ・ノウで行われたセカンドレグのパス成功数は、ファーストレグよりも8本少ない514本。また、その成功率も89パーセントから87パーセントへと微減していたそうだ。バルセロナがパスサッカーを得意とし、6-1の大勝を収めたことを考えれば、意外な数字だと言えるだろう。

 なおボール支配率は、ファーストレグが57パーセントだったのに対して、セカンドレグは65パーセントと、8パーセントも増加。ただしチームの総走行距離は、ファーストレグ(105.1キロメートル)もセカンドレグ(105.8キロメートル)も同じ105キロメートル台だった。

 以上の比較結果を報じた『アス』は、「2つの試合のデータはほとんど同じものだったが、全く異なる結果となった。これは、サッカーにおける“パラドックス”と言える」と記事を結んでいる。

(記事/Footmedia)

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

SOCCERKING VIDEO