プリシッチがエース仕込みのループでCL初得点「オーバメヤンが教えてくれた」

プリシッチ

ループシュートでCL初ゴールを決めたプリシッチ [写真]=Getty Images

 ドルトムントのアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチが、エース仕込みの華麗なループシュートでチャンピオンズリーグ(CL)初得点をマークした。

 ドルトムントは、8日に行われたCL決勝トーナメント1回戦セカンドレグでベンフィカをホームに迎え、4-0で快勝。0-1で敗れたファーストレグとの2戦合計で4-1とし、逆転でベスト8に駒を進めた。

 先発出場したプリシッチは1点リードの59分、ポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクからの鋭い縦パスをペナルティエリア内右で受けると、飛び出した相手GKの目前でループシュートを放ち、CL初ゴールを記録した。

 直前にはエースのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、3度迎えた絶好のチャンスを相手GKの好セーブに阻まれていただけに、2戦合計で勝ち越しとなったゴールにはホームの大観衆も喜びを爆発させた。プリシッチも試合後に「どのゴールでも素晴らしい気持ちになるけど、この大観衆の前で、しかもCLのノックアウトステージだと格別だよ」と喜んだ。

「もちろん忘れられない」というCL初ゴールだが、華麗に決めたループシュートにはエースの“教え”があったという。オーバメヤンのようなチップキックだったと問われたプリシッチは、笑いながら「そうだね。実際に彼が少し教えてくれたんだ」とゴールの秘訣を明言。続けて「走ったところにピシュチェクが完璧なパスをくれて決めるだけだった」とアシストへの称賛も忘れなかった。

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