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“クラシコ”で批判浴びたアルダが汚名返上のハット…現地紙は「謝罪のゴール」

2016.12.08

6日のボルシアMG戦でハットトリックを達成したアルダ・トゥラン [写真]=Getty Images

 今シーズン初の“クラシコ”で失態を犯したバルセロナのトルコ代表MFアルダ・トゥランが、わずか3日で名誉挽回に成功した。6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節、バルセロナはホームでボルシアMGに4-0で圧勝し、アルダは3ゴール1アシストとチームの全得点に絡む大活躍を見せた。

 この試合、筋肉疲労により欠場したブラジル代表FWネイマールに代わって左ウイングに入ったアルダは、16分にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの先制点をアシストすると、後半になって大爆発。50分、53分、67分と次々とゴールを決め、わずか20分間でハットトリックを達成した。

 3日に行われたリーガ・エスパニョーラ第14節、宿敵レアル・マドリードとの“クラシコ”では、勝利目前の試合終盤に同点ゴールを浴びる原因となったFKを与えたことで非難を浴びたアルダ。だが、汚名返上のハットトリックに、スペイン各紙も「謝罪のゴール」という言葉を使って高評価を与えた。

 また、レアル・マドリード戦の会見では「ファウルをするなという指示は出していた」とアルダを暗に非難したルイス・エンリケ監督も、「彼が活躍してくれて嬉しい」と一転して賛辞を送った。

「アルダは今シーズン、非常に多くのゴールを決めている。3トップの左でプレーする際は、ポゼッション時にはボールを失わず、相手の背後を突く動きも優れている。多くの引き出しを持っている彼は、あらゆるポジションをこなすことができ、個人的にはインサイドハーフでのプレーも気に入っている」

 一方、試合後にTwitterを更新したアルダは、自身の活躍には触れることなく、チームの大勝を喜んでいる。

「素晴らしい試合。まさにグループ首位通過に相応しい勝利だった」

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