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ナポリ指揮官、首位通過に喜び「グループ1位の座を強く願っていた」

2016.12.07

得点を喜ぶナポリの選手たち [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ最終節が6日に行われ、ナポリはアウェーでベンフィカと対戦。2-1で勝利を収め、グループB首位で決勝トーナメント進出を決めた。チームを率いるマウリツィオ・サッリ監督が、試合後にイタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応えた。

 勝てば首位通過、引き分けでもグループステージ突破が決まる中で迎えたこの試合。サッリ監督は「前は他会場の結果に気を散らしてしまったが、今回は(他会場の結果は)関係なかった。我々はグループ1位の座を強く願っていた。なぜなら、ナポリはこれまで一度も首位通過を果たしたことがなかったからだ」と話し、クラブ史上初となるCL首位通過に喜びを見せた。

 試合全体の流れについては、「前半は良いプレーをした。後半に入って相手の調子が落ち、たくさんの決定機を得ることができた。ただ、最後に喫した失点だけが残念でならない。守備陣は失点を許さないこともできたほどのプレーを見せた。サイドの選手の働きにより、相手のサイドアタッカーを下げさせることができた。彼らのサイドアタッカーはとても危険だということはわかっていたからね」と作戦が思い通りにハマったと明かした。

 そして決勝トーナメントについては「ベスト16の戦いに向けて、チームはすでに準備ができているかどうかはわからない。ただ、我々はこのレベルではほんのわずかなミスが命取りになるということはわかっている。それは今日の試合でも見られた。失点を喫した未熟なプレーが、この大会では一切間違ってはならないということをわからせてくれた。ベジクタシュ戦でも我々は3つのミスを犯して、信じられないことに試合に敗れた。今日の試合には97年生まれ、96年生まれ、94年生まれといった選手がいたこともあって、このチームはまだ経験値が豊かであるとは見なされない。この点からもまだ成長する必要がある」と続け、若いチームだけにこれからも経験を積むことが重要だと明かしている。

 決勝トーナメント1回戦の抽選会は12日にスイス・ニヨンで行われる。

By サッカーキング編集部

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