CLを制したベイルがユーロ2016への意気込みを語った [写真]=AMA/Getty Images
レアル・マドリードに所属するウェールズ代表MFギャレス・ベイルが、5月28日に決勝が行われたチャンピオンズリーグ(CL)と6月10日に開幕するユーロ2016のダブル制覇に意欲を見せた。
レアル・マドリードは、2シーズン前に続きアトレティコ・マドリードと対戦したCL決勝で、15分に先制しながら79分に追い付かれるという厳しい試合を強いられたものの、両チーム無得点の延長戦を経てもつれ込んだPK戦を5-3で制した。スペイン代表DFセルヒオ・ラモスの先制点をアシストし、PK戦では3人目のキッカーとしてキックを成功させたベイルは、体力的にぎりぎりの状態に追い込まれながらのタイトル獲得に喜びを爆発させた。
「延長戦は本当にきつかった。足が痙攣しかけていて感覚があまりなかった。実際、PK戦の後には完全に痙攣してしまったからね。蹴る前に起こらなくてラッキーだったよ。そんな中で手にしたトロフィーは格別だ。何と表現していいかわからない程の感動だね」
一方、ユーロでも大会屈指の注目選手の1人として活躍が期待されるベイルは、レアル・マドリードに続きウェールズ代表でもヨーロッパ王者に輝きたいとの野望を表した。
「クラブでCLを制覇したことにより、代表でも栄光を掴みたいという気が湧いてきた。もちろんユーロでもタイトルを狙いに行くつもりだ。ウェールズには信じがたい事を起こせる力があると思っている」
By WOWOW