セビージャをEL3連覇に導いたエメリ監督 [写真]=AMA/Getty Images
レアル・マドリードが現在セビージャを指揮するウナイ・エメリ氏を招へいする可能性が浮上した。26日、イタリアメディア『メディアセット』が報じている。
今シーズンはラファエル・ベニテス前監督のもとスタートを切ったレアル・マドリード。しかし同監督は、選手との関係悪化などが原因で1月4日に解任された。これを引き継いだジネディーヌ・ジダン監督はチームを立て直し、リーガ・エスパニョーラで最終節まで優勝争いを繰り広げたほか、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝に駒を進めている。
ところが同メディアによれば、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が現在セビージャを率いるエメリ氏の引き抜きを考えており、すでに接触した模様だという。セビージャとの契約が残り1年となっている同氏に対し、28日に行われるCL決勝が終了するまで、将来に関するいかなる決断も下さないように依頼。仮に同試合でアトレティコ・マドリードに敗れた場合、ジダン監督を解任してエメリ氏を招へいするプランがあるようだ。
エメリ監督は今シーズン、セビージャでヨーロッパリーグ3連覇を達成したほか、コパ・デル・レイでも準優勝に導くなど、その手腕に注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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