監督として初挑戦のCLで決勝進出を果たしたジダン監督 [写真]=Real Madrid via Getty Images
4日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグで、レアル・マドリードとマンチェスター・Cが対戦。レアル・マドリードが1-0で勝利を収め、2試合合計1-0で決勝進出を決めた。
試合後、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が勝利を振り返った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
ジダン監督は最少得点差での勝利を振り返って「覚悟していたとおり、苦しい試合になった。最終的には何とか(決勝に)勝ち進むことができて、本当に嬉しいよ。選手たちの努力が報われた。常にチームを後押ししてくれたファンの存在も大きかった」と喜びのコメント。「全員でハードワークをしたからこそ、決勝へ勝ち上がることができた。そのことに満足している。どちらが勝ってもおかしくない決勝になるだろうけど、今はこの勝利を喜びたい。大切な日になったよ」と、準決勝突破を決めた心境を明かした。
決勝は5月28日にイタリア・ミラノのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで行われ、レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードと対戦する。決勝の前にはリーガ・エスパニョーラの2試合、8日の第37節バレンシア戦と15日の最終節デポルティーボ戦を控えている。
「準決勝というのは苦しむものだが、我々にとって最も大切なのは決勝へ勝ち上がったこと。まだ何も勝ち取っていないとはいえ、ファンと一緒にこの瞬間を楽しまなければならない」と話すジダン監督は今後を見据えて、「5月28日には難しい試合(チャンピオンズリーグ決勝)が待っている。今は身体を休めて、それから日曜日(8日)の試合について考えたい」と、まずは直近のバレンシア戦に集中する意向を明かした。