敵地で完封負け…バイエルン指揮官「今はブンデス優勝に集中」

グアルディオラ

敵地での第1戦を0-1で落としたグアルディオラ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images

 チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグが27日に行われ、アトレティコ・マドリードとバイエルンが対戦。11分にU-21スペイン代表MFサウール・ニゲスが挙げたゴールが決勝点となり、ホームのアトレティコ・マドリードが1-0で先勝した。

 試合後、バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が敗戦を振り返り、サウールを称賛した。『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 敵地でのファーストレグで完封負けを喫したグアルディオラ監督は「我々はゴールを決めることができなかった。相手には素晴らしいGK(ヤン・オブラク)がいて、組織として非常にうまく守っていた」とアトレティコ・マドリードの守備を称賛しつつ、「セカンドレグでは今回とは違うペースでプレーしなければならない。相手のゴールは素晴らしかったが、彼を止められなかったということでは、我々のミスから生まれたものでもある。チームのパフォーマンスには納得していないよ。とてもじゃないけど、良い結果とは言えない」と、厳しく敗戦を振り返った。

 また、決勝ゴールを挙げたアトレティコ・マドリードのサウールについては「彼のクオリティーには感服するよ。以前から彼のプレーは見ているけど、とても素晴らしい選手だ。また1人、スペインのサッカー界に偉大な才能が現れたね」と手放しで称賛した。

 バイエルンは5月3日にホームでのセカンドレグを迎える前に、30日にブンデスリーガ第32節のボルシアMG戦を控えている。グアルディオラ監督は「今は、土曜日にブンデスリーガ優勝を決めることに集中する」と、勝てば4連覇が決まる一戦への集中を強調し、「それから火曜日(セカンドレグ)のことを考えるつもりだよ」と述べた。

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