12日の練習に参加していたベナティア(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images
バイエルンは12日、翌日に行われるチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのベンフィカ戦の開催地であるリスボン(ポルトガル)へ向かう前、ミュンヘンでトレーニングを行った。負傷から復帰したフランス代表FWキングスレイ・コマンやモロッコ代表DFメディ・ベナティアらの姿もあり、両選手の遠征メンバー入りは確実と思われた。
しかし、リスボンに到着したバイエルン一行の中にベナティアの姿はなかった。ドイツ紙『ビルト』が13日に伝えたところによると、どうやら同選手はパスポートを忘れてしまったため、チームに帯同できなかった可能性が高いという。
ただし、同クラブのマルクス・ヘルヴィック広報部長は「(パスポートを忘れたためにリスボンに来なかったというのは)何から何まで間違っている」と、『ビルト』の報道を否定。当初からベナティアは遠征メンバーには含まれていなかったと主張している。
とはいえ、バイエルンは依然としてドイツ代表DFジェローム・ボアテング、同DFホルガー・バトシュトゥバーのセンターバック2選手を負傷で欠いている。同ポジションを本職とするベナティアは、ジョゼップ・グアルディオラ監督にとって貴重なオプションだったはずであり、同選手がミュンヘンに残ったということは、やはり『ビルト』の推測が正しいのかもしれない。
By サッカーキング編集部
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