準々決勝を前にイタリア勢が欧州の舞台から敗退 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images、Getty Images
ヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)セカンドレグが17日に行われ、ラツィオはチェコのスパルタ・プラハと対戦した。ホームのラツィオは0-3と完敗を喫し、2試合合計1-4で敗退。結果、ヨーロッパの舞台からイタリア勢が姿を消すこととなった。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
チャンピオズリーグ決勝トーナメント1回戦では、ローマがレアル・マドリードに2試合合計0-4で敗退。ユヴェントスも同4-6でバイエルンに屈した。以上の結果、ヨーロッパの大会で唯一のイタリア勢として残っていたのはラツィオだったが、上記の通り、スパルタ・プラハに敗退。イタリアの全クラブがベスト16で敗れ去ることとなった。
ヨーロッパの舞台でベスト8を前にイタリアの全クラブが敗退するのは、2000-01シーズン以来、15年ぶりのこと。同シーズンのチャンピオンズリーグではミランとラツィオ、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)ではパルマとインテルがベスト16に進出していたものの、4クラブ全てが準々決勝を前に敗退した。
なお、今シーズンのヨーロッパの舞台での結果によっては、イタリアがイングランドをUEFAランキングで上回り、2017-18シーズンには3位に復帰できる可能性もあった。しかし、ベスト8を前に全クラブが敗退したことで3位復帰の可能性は潰えている。