レアルDFペペ、CL制覇の鍵は「ファンも含めて1つになること」

CLローマ戦の前日会見に臨んだDFペペ [写真]=Real Madrid via Getty Images

 レアル・マドリードは8日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグでローマと対戦する。レアル・マドリードに所属するポルトガル代表DFペペが前日会見に臨み、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 ローマ戦に向けて「謙虚に、そして勝利への意欲をもって試合に臨むのが最善だ。状態はとても良いよ。ハードワークすることも重要だね」と、突破への意欲を語った。

 チームを率いるジダン監督については「彼はチームワークをもたらした。サッカー以外のことに注意を向けなくてよくなったし、チームを1つにしてくれたよ。彼はレジェンドだ」と、指揮官の手腕を称賛した。

 クラブ通算11度目のCL制覇(前身のチャンピオンズカップを含む)を目指すレアル・マドリード。「勝ちたいと思っているけど、競っているチームは他にもある。僕たちにとって最も大事なのは、ファンも含めて1つになることだよ」と話し、サポーターともども一致団結する必要があると強調した。

 また、対戦相手のローマに所属するマリ代表MFセイドゥ・ケイタは、バルセロナ在籍時代に人種差別されたとペペを批判。2014年夏、昨夏と2度の親善試合で顔を合わせたが、ケイタ側が握手を拒否している。そのケイタとの再会について、ペペは「握手するつもりだよ」と述べた。

 1月24日に行われたリーガ・エスパニョーラ第21節ベティス戦を最後に離脱していたペペは2日のレバンテ戦で復帰。2月17日に行われたファーストレグには欠場したが、セカンドレグのローマ戦の招集メンバー入りを果たしている。

モバイルバージョンを終了